0426ナイロン100℃「カラフルメリィでオハヨ」@本多劇場
海に囲まれた病院からの荒唐無稽な脱走劇、人生の最期を
迎えた老人と彼の家族のスケッチ、2つのドラマが重層的に
絡みあいながらそっと生と死をみつめる一。
ケラリーノ・サンドロヴィッチ一生に一本の私戯曲、
改訂を加えて9年振り、4回目の上演。
作・演出
ケラリーノ・サンドロヴィッチ
出演
みのすけ、犬山イヌコ、三宅弘城、大倉孝二、
峯村リエ、廣川三憲、村岡希美、安澤千草、
喜安浩平、植木夏十、眼鏡太郎、廻飛雄、馬渕英俚可
/三上市朗、小松和重、市川しんぺー/山崎一
ナイロンは毎回ストーリーと仕掛けと舞台がシンプルではない。
ま、演劇ってそういうものなのかもしれないけど。。。
今回も複雑にストーリーを2つからみあわせながら、
上下で舞台は進行する形。
基本的には役者さんも安心できる形で配役してあって、
今回は劇団健康に見られる破綻ではなかったので、
じっくりと演劇を見ることが出来ました。
あとで、本を書くときにケラのお父さんが実際に倒れてと
いうのを読んでそういう前情報があったらまた違った
見方が出来たのかも?と思うのでした。
それにしても、主役級は安心。
あ、よく見たらチラシがエンガチョしてる。
あぁ、そこまで気づけなかったなぁ。。。
★★★☆
w:つ