1122FISHMANS@AX


本当に本当に楽しみにしていたこのライブ。
一言で言うと自分に絶対残るライブ。
ああ、本当に本当に生きてて良かったです。


ということで、欣ちゃんが今年発売のフィッシュマンズベスト
「空中」「宇宙」を選曲する時に思い立ったというライブが実現。
バンドメンバーは、ドラム・茂木欣一、ベース・柏原譲
ヴァイオリンキーボード・HONZI、ギター・ダーツ関口、
ギター・木暮晋也、キボード・沖祐市
ゲストに山崎まさよしUAハナレグミ原田郁子蔡忠浩ボノボ
ポコペン(さかな)、POD(modern dog、タイ)、ASA-CHANGが出演。


ゲスト陣もさることながら、レギュラーメンバーというのか、
欣ちゃん譲さんを軸としたバンドメンバーが本当に嬉しい。


当日は有給をとって参加(いや、もう準備万端です)。
で、会場に着く前からビールやらビールを飲酒。
んで、会場につくとまずTシャツを購入。
ツアーTは余りにダサかったので俺は魚Tの紫、カーキを入。
でもって、ツアーポスターも余りにダサくて断念。
やるべきことを終えたおいら達はBOXX近くのカフェにて飲酒。
中西はん、くろのはん、ナガシとのみます。


ライブ自体もとっても幸せな感じでした。
欣ちゃん幸せ満点な臭いMCの連発も、とても良し。
あんまり一つ一つは本当にハッピーすぎて覚えてないのだけど、
出だしのGGRTW!は心地よくって、楽しくって
なんだか涙が溢れるような感覚でしたわ。


それぞれのボーカルも思い入れをストレートに
表現している感じがとても嬉しい。
欣ちゃんはとても楽しそうに。
 いや結構上手いじゃないのさ?欣ちゃん。
郁子ちゃんはあくまでかわいらしく。
 天気予報はホントにいい曲だなぁ〜(しみじみ)
ポッドは好感持てる逆輸入な感じ。
 意外に日本語上手いじゃないのさ?(驚き)
蔡君はいかした相似。
 おいらは楽しめました!(いかん?)
ポコペンはねじれの特製。
 なんだか雰囲気がある感じ!(好きです。)
UAは絶え間ない圧巻。
 いやぁ、頼りない天使とかもう泣きます。
ハナレグミはあくまでハナレグミ
 なんだろ、この人はめっちゃすきっす。
まさよしは常に居心地悪く。
 曲の圧巻に比べるとちょっと寂しいか?
といった感じ。


個人的な、ベストはUAかな〜。
このままバンドとして結成しても全然通じる感じ。
とはいえ、突出というか場違いな感じはしないし。
今後そういった活動の方向もあるのかしら?


圧倒されたのはロングシーズン。
いや、ホント至福の40分でしたわ。
アサちゃんが参加した打楽器演奏はホントに良かった。
あ〜、また聞きたいなぁ。


最終的に3時間半ものライブ。
いやぁ、欣ちゃん有言実行です。
いったとおり長時間やってくれました。
もう感動だなぁ〜、来年は空の下、聞きたいと切に願っております。


なお、演奏した曲は以下の通り。
01. Go Go Round This World!(vocal:茂木欣一
02. Weather Report(vocal:原田郁子
03. いい言葉ちょうだい(vocal:原田郁子
04. エヴリデイ・エヴリナイト(vocal:原田郁子
05. BABY BLUE(vocal:pod)
06. なんてったの(vocal:pod)
07. Smilin' Days, Summer Holiday(vocal:pod)
08. 忘れちゃうひととき(vocal:蔡忠浩
09. MELODY(vocal:蔡忠浩
10. 感謝(驚)(vocal:蔡忠浩
11. むらさきの空から(vocal:pocopen)
12. あの娘が眠ってる(vocal:pocopen)
13. JUST THING(vocal:pocopen)
14. WALKING IN THE RHYTHM(vocal:UA
15. 新しい人(vocal:UA
16. 頼りない天使(vocal:UA
17. MAGIC LOVE(vocal:ハナレグミ
18. ナイトクルージング(vocal:ハナレグミ
19. いかれたbaby(vocal:ハナレグミ
20. LONG SEASON(vocal:山崎まさよし、percussion:ASA-CHANG

01. チャンス(all musicians+trumpet:こだま和文



にしても、空中キャンプのお陰か、終演後すっごいすっごい
知り合いにめぐりあったのが面白かった、にひひひ。
飲んだくれ王国に降臨って感じですわ。


★★★★★
w:つ、中西、星、オオツカ、ナガシ、黒、
  ミホコさん、神宮君、小田原、関川、などなど。
m:アラカワサン、シュウサン、高井君、水口さん、
  タンクトップ、まりえさんと妹と友達達、
食:麦・焼酎ペット入り。
b:Tシャツ(紫・カーキ)








<THE LONG SEASON REVUE によせて>
 フィッシュマンズのライブをやろう、と思った事がこの2〜3年で
何度かあったのですが、その度に「ではどのような形で?」という疑問
が浮かび、気持ちに折り合いがつきませんでした。
 ベスト盤『空中』『宇宙』の編集に取り組んでいたときに、ボブ・デ
ィランが1975年に行ったツアー "ローリング・サンダー・レヴュー"
の存在を知ります。それは彼が当時、昔から親交があったミュージシャン
や新しく知り合ったミュージシャン達とともに、60年代〜70年代の
彼の楽曲を様々なコラボレーションとアレンジで演奏し回ったツアーで、
"THE LONG SEASON REVUE" と名付けたのは、そのツアーにヒントを得た
からです。
 今年3月、佐藤伸治七回忌でそのアイディアを提案したときにユズルや
ZAKが快諾してくれました。そして皆でアイディアを出し合い今日に至り
ます。その間にライジング・サン・ロック・フェスに出演という素晴らし
い体験があり、その出来事が11月ライブ実現の後押しをしてくれたのも
事実です。
 これからリハーサルに入ります。どんなことになるか自分でも分かりま
せんが、当日3時間は演奏したいですね。最高の時を一緒に過ごしましょう、
ヨロシク!!!
                      2005.10.23  茂木欣一